万葉集時代

万葉集時代言問はぬ木すら味狭藍諸弟(もろと)らが練の村戸(むらと)にあざむかえけり紫陽花の八重咲く如くやつ代にをいませわが背子見つつ思はむ(しのはむ)平安時代以降あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながら折る身ともがな(俊頼『散木奇歌集』)夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり(藤原俊成『千五百番歌合』)あぢさゐの下葉にすだく蛍をば四ひらの数の添ふかとぞ見る(藤原定家)。
update:2009年08月21日